3Dセキュアは、クレジットカード自体が3Dセキュアに対応していない場合や、カード保有者が事前にパスワード設定をしていない場合、認証をすることができません。
このように3Dセキュア認証ができないカードが利用された場合には、3Dセキュアの認証はスキップされます。(この状態をアテンプトと言います。)
認証がスキップされた場合でも、そのまま取引を完了させるか、認証がスキップされた場合はエラーを返して終了させるかは、実装次第となります。
この際、後者を選び、「認証がスキップされた場合はエラーを返して取引を完了させない」のが完全認証と呼ばれるものです。
つまり、3Dセキュア認証が行われ正しく処理された場合のみ取引を可能とし、それ以外のパターンは全て拒否するのが完全認証です。